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2016年10月02日

柴犬「かえで」

現在私の身内がお世話をしています「かえで」です。今年の夏でもう8歳になりましたがまだまだ元気いっぱいです。時期はずれの換毛期が来たかと思いきや、軽い皮膚炎を患っているとのことで引佐犬舎で様子を見ることになりました。

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柴犬「かえで」



柴犬「かえで」


かえで」に関しては皮膚炎というより何らかの痒みで掻いた跡が腫れている感じに見えました。明確に判断を仰ぐなら獣医師の診察が必要ですが、私の見立てですが虫刺されなどの軽度の炎症と思い、まずは薬浴を行い痒み止めを塗布して様子を見ようかと思います。
この季節の変わり目、特に朝晩の気温差が高い時期はこのように皮膚の痒みで掻いたりする行為をする犬はとても多くおります。湿度にも原因はあるようで、先月の長雨も影響があったかもしれません。

柴犬「かえで」


薬用シャンプーで洗い、そのままの状態で15分じっとさせます。大まかな目安は泡が液化して画像のように濡れた感じになるまでは薬浴させたいですね。シャンプーに含まれる殺菌効果を皮膚にしっかり浸透させなくてはあまり意味がありません。

柴犬「かえで」



柴犬「かえで」


当犬舎では抜け毛の多い状態でシャンプーをする際は画像のようにタオルで体を拭いた程度の状況でクシを入れます。何故かと言うと、ドライヤーで乾かしながらクシを入れると毛が舞い掃除が大変になります。少し毛が濡れたと言いますか湿った状態で毛を取ると、重さで毛は舞いません。
更に、抜けたその毛を画像の様に床に落としてもやはり重さがあるので風に舞うこともありません。この湿った抜け毛の塊をそのままゴミ箱に捨てるだけですので至って簡単です。風の強い日でも滅多に舞うことが無いので、あまり毛を飛ばしたくない環境にある方はどうぞお試し下さい。

柴犬「かえで」


人間でも馴染みのある「ビクタス軟膏」です。これもネットなどで売っているものです。当犬舎では皮膚の炎症があった場合はこのクリームを患部(赤くなっている箇所など)に塗布します。ステロイドの軟膏は特に効果が高いと思いますが、成分によっては犬の皮膚には強い物もありますので注意が必要です。

柴犬「かえで」


自然乾燥させる際に気を付けたい事は、早く乾くと思い日向において日光が直撃するのは避けたいですね。当犬舎では日陰で風通しが良い場所で乾かします。気温が高い日に直射日光を長い時間浴びますと犬もしんどいものです。日陰で尚且つ風の通る場所もしくは扇風機などで送風してあげると良いでしょう。
その後、仕上げにドライヤーで乾かしてブラッシングをすれば終了です。「かえで」もこの日は休日だったので時間を掛けてゆっくり丁寧にやりました。2~3日様子を見てまた身内のもとへ帰そうかと思っています。


柴犬「かえで」




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Posted by 正法眼蔵荘 at 19:05 │愛犬のお世話

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