浜松市北区「柴犬専門犬舎」の日常

先日ブログで管理犬「さき」の事を紹介しましたら、知人が「今どんなになった？」と連絡がありましたので最近の様子を紹介したいと思います。





永久歯に生え変わり、体高も標準をクリアし、そろそろヒートも迎えるような雰囲気もあります。生後４５日で当犬舎へやって来て、現在６ヶ月を迎えました。
エサもそろそろ大人用のものに切り替えていこうと思っています。お陰様で展覧会の標準は既にクリアしましたがこれ以上大きくなれば、それはそれで展覧会には出られない事になりますので、そうならないことを祈っています。性格はまだまだ幼いところがあり、体の割りにお転婆な犬です。






来年春の展覧会に無事送り出してあげることが一番ですが、一つ不安な事は「さき」は子犬の頃から抜け毛がまだありません。寒い冬場に毛が抜けることは無いと思いますが、案外春の暖かい季節に一気に抜ける可能性があると思います。春の展覧会は２月の末から５月の初めまでと気温差のある時期に開催されます。当犬舎も過去に、３月は良い毛の状態を保っていたけども４月になって一気に抜けて・・・なんて事も過去にはありました。

当犬舎は家中で管理していますので多少大丈夫かもしれませんが、これから厳しくなる寒い冬を乗り越えて「さき」がどのように変化していくか、それは神様しか分かりません。
犬の展覧会を趣味としている方々みんな共通のハードルです。どんな良い犬でも歯が一本欠けていればダメですし、しっかりした骨格を有していなければダメです、毛色が薄いのもダメです、目の虹彩が薄くてもダメです、シャイな犬もダメです、小さな犬も大きな犬も３センチ以内に収まらなければダメです。
ダメ、ダメ、ダメばかりですが、それほど日本犬標準という審査の基準は厳しいものなんです。ですから展覧会に出ること自体でたいしたものなんですね。「さき」もそうなるように頑張って行きます！！