「御引き渡しの予定」・・・ありません。
「現況子犬の紹介」・・・ご紹介可能な子犬はおりません。
「現況出産予定犬」・・・ありません。
2013年08月31日
法改正(重要)
いよいよ9月1日から動物取扱業に対する重要な法改正が始まります。今週、当犬舎にも講習の案内が届きました。ただ、当犬舎は浜松浜北保健所から「優良飼育施設」としての実績を考慮して頂いているので過去一度も立ち入り検査はありません。
従って、今回は講習には参加せず保健所の職員の方々が犬舎まで来て施設見学を兼ねてその場で改正内容の報告と飼育記録を確認することになりました。

今回の法改正の詳細は割愛しまして、大きく変わったことをお伝えしようと思います。まずは、今まで単に「動物取扱業」として生体販売から保管・訓練など大別することなく一纏めにされていましたが、これからは「第一種」と「第二種」に部類分けされます。
今までの動物取扱業者は「第一種」です。「第二種」とは、非営利団体で動物の保護など行っているNPOなどの団体を差します。そのような団体で最近問題となっている案件があり、今回の法改正に含まれた経緯があります。そのような団体は、ごく一部の方の話なので真面目にやられている方は気分を害さないで下さい。
非営利活動とは言えども、劣悪環境のなかで飼育を行っている団体の問題がかなり発生しています。また、NPO法人ということで節税対策で慈善事業の傘のもとで基金の募集など名目と反した営利活動をしている団体(クリック)もあるようです。そういう広い部分での監視の強化も意味しています。

次に皆様、我々において重要な改正です。これも詳細は割愛しますが、生体の引き渡し時期の改正です。今までは子犬の引き渡しは条例で「母犬と別離しても飼育上問題の無い自立出来る時期」とされていました。これが今後、下記のように定められます。
当犬舎はこの法改正には賛否意見はありません。ただ、動物市場やペットショップでは少々販売に影響がありそうです。また、私があまり関心しないブリーダーは一日も早く市場に持ち込みたい方が多いようですが、これにより気をつけなければならないことは「血統書の出生年月日の改ざん申請」です。実際生まれた日より早い日に生まれたことにしてしまうと、一例ですが本当は生後40日なのに血統書の生年月日では生後46日となり市場に子犬を持ち込む事が可能になります。
このような事がないと信じたいですが、この行為は繁殖した人間のみが知る真実なので良識に問うしかありません。

最後に、これも重要な改正ですが詳細は割愛します。まず、インターネットでの生体販売は禁止となります。これは私も今までこのような事が行われた来たこと自体理解出来ません。
顔も知らない方に手塩に掛けて育てた子犬を電子取引で販売し、トラックや飛行機で子犬を輸送する・・・私は絶対考えられません。対面販売でお客様の飼育方法や管理方法、環境などを伺い、最後にその方がしっかり愛育されるか確認する。これって普通の当たり前のことだと思っています。
また、ペットショップでは夜8時以降は陳列犬をバックヤードに移すかカーテンで遮断するなど販売は行わないことも改正されました。
少し嫌みに聞こえたらすいません。私は今まで当犬舎から子犬を購入して頂いた方ならご理解頂けると思いますが、今回の法改正はほぼ良い事と思っています。当犬舎では法改正以前から同じこと、もしくはそれ以上の管理を行っています。
しかし、この法案を決めたのは民主党であの無責任な発言を繰り返した「鳩山元総理」の肝入り草案でした。
改正案骨子に「子犬の譲渡期間内で母犬もしくは兄妹犬と一緒に飼養する」とされていますが、犬種によってはその日数では「母離れ・子離れ」の自立時期で取り返しのつかない事故が起こる可能性も結構あります。そんな事も知らないでこの法改正を決めることに無理があると思うし、何故獣医士会やJKCなどの各団体の有識者を集めて協議しなかったのか?
個人的なねじ曲がった考えではありますが、この改正案では「マイクロチップ」の推奨がかなり謳われています。勿論、それは良い事であり普及が広まることは歓迎しています。ただ冊子を読んでいて、そこまでアピールするものかな?と思う部分もあります。。。もしかしたら、「公益社団法人獣医士会」も関与しているのではないか?と疑念を感じずにいられません。 今田

従って、今回は講習には参加せず保健所の職員の方々が犬舎まで来て施設見学を兼ねてその場で改正内容の報告と飼育記録を確認することになりました。
今回の法改正の詳細は割愛しまして、大きく変わったことをお伝えしようと思います。まずは、今まで単に「動物取扱業」として生体販売から保管・訓練など大別することなく一纏めにされていましたが、これからは「第一種」と「第二種」に部類分けされます。
今までの動物取扱業者は「第一種」です。「第二種」とは、非営利団体で動物の保護など行っているNPOなどの団体を差します。そのような団体で最近問題となっている案件があり、今回の法改正に含まれた経緯があります。そのような団体は、ごく一部の方の話なので真面目にやられている方は気分を害さないで下さい。
非営利活動とは言えども、劣悪環境のなかで飼育を行っている団体の問題がかなり発生しています。また、NPO法人ということで節税対策で慈善事業の傘のもとで基金の募集など名目と反した営利活動をしている団体(クリック)もあるようです。そういう広い部分での監視の強化も意味しています。
次に皆様、我々において重要な改正です。これも詳細は割愛しますが、生体の引き渡し時期の改正です。今までは子犬の引き渡しは条例で「母犬と別離しても飼育上問題の無い自立出来る時期」とされていました。これが今後、下記のように定められます。
①平成25年9月1日~28年8月31日 生後45日以降の引き渡し
②上記期間以降、別に法律で定めるまで 生後49日
③(現在調整中)法律の執行決定後 生後56日
②上記期間以降、別に法律で定めるまで 生後49日
③(現在調整中)法律の執行決定後 生後56日
当犬舎はこの法改正には賛否意見はありません。ただ、動物市場やペットショップでは少々販売に影響がありそうです。また、私があまり関心しないブリーダーは一日も早く市場に持ち込みたい方が多いようですが、これにより気をつけなければならないことは「血統書の出生年月日の改ざん申請」です。実際生まれた日より早い日に生まれたことにしてしまうと、一例ですが本当は生後40日なのに血統書の生年月日では生後46日となり市場に子犬を持ち込む事が可能になります。
このような事がないと信じたいですが、この行為は繁殖した人間のみが知る真実なので良識に問うしかありません。
最後に、これも重要な改正ですが詳細は割愛します。まず、インターネットでの生体販売は禁止となります。これは私も今までこのような事が行われた来たこと自体理解出来ません。
顔も知らない方に手塩に掛けて育てた子犬を電子取引で販売し、トラックや飛行機で子犬を輸送する・・・私は絶対考えられません。対面販売でお客様の飼育方法や管理方法、環境などを伺い、最後にその方がしっかり愛育されるか確認する。これって普通の当たり前のことだと思っています。
また、ペットショップでは夜8時以降は陳列犬をバックヤードに移すかカーテンで遮断するなど販売は行わないことも改正されました。
少し嫌みに聞こえたらすいません。私は今まで当犬舎から子犬を購入して頂いた方ならご理解頂けると思いますが、今回の法改正はほぼ良い事と思っています。当犬舎では法改正以前から同じこと、もしくはそれ以上の管理を行っています。
しかし、この法案を決めたのは民主党であの無責任な発言を繰り返した「鳩山元総理」の肝入り草案でした。
改正案骨子に「子犬の譲渡期間内で母犬もしくは兄妹犬と一緒に飼養する」とされていますが、犬種によってはその日数では「母離れ・子離れ」の自立時期で取り返しのつかない事故が起こる可能性も結構あります。そんな事も知らないでこの法改正を決めることに無理があると思うし、何故獣医士会やJKCなどの各団体の有識者を集めて協議しなかったのか?
個人的なねじ曲がった考えではありますが、この改正案では「マイクロチップ」の推奨がかなり謳われています。勿論、それは良い事であり普及が広まることは歓迎しています。ただ冊子を読んでいて、そこまでアピールするものかな?と思う部分もあります。。。もしかしたら、「公益社団法人獣医士会」も関与しているのではないか?と疑念を感じずにいられません。 今田
