浜松市北区「柴犬専門犬舎」の日常

３年半前に当犬舎から浜北区のご家族のもとへ旅立った「さくら」がこの度４歳の誕生日を迎えました。飼い主様からメールでお便りを頂きました。






毎年「さくら」の誕生日には必ず元気な様子をお伝えして下さいます。当犬舎に居た時から手の掛からない「さくら」は現在の飼い主様ご家族にも大変可愛がられ家族の一員として大事にされているようです。

母犬も大変賢い犬でしたし、父犬の「ジロー」は本当に昔展覧会で本部賞を頂いたのか？と思うくらい愛玩犬っぷりを現在発揮しています。柴犬は難しい神経質な一面を持つ犬と称されることが多いですが、飼い方さえしっかりしていれば洋犬と同じようにマナーなどしっかり覚えてとても飼い易い犬種であります。




「さくら」の外観は完全に母系が出ています。「ジロー」の子でここまでもジロー風味が表れない犬も数少ないと言えます。元々、その母系統は遺伝力が強く生まれる子犬はとても似通っていますね。

こうしていつまでもご家族に大事にされて、私はこれほど嬉しいことはありません。私の仕事に余裕があったら多分この子は旅立つことは無く、展覧会を目指していたと思います。しかし、犬の生涯は長い期間人間と寄り添って生きて行きます。「さくら」も自身、こうして愛されて過ごしていることできっと幸せを感じていることでしょう。また、来年も元気な様子を拝見したいと思います。