浜松市北区「柴犬専門犬舎」の日常

前回の記事の続編となります「りゅう一家」のみんなです。ご存知の方も多いと思いますが、お父さんの「りゅう」、お母さんの「のんチャン」、娘の「あいチャン」の３頭と飼い主様ご夫婦です！この日の主役は石黒さん家の「まき」と交配予定の「りゅう」と顔合わせです。





この日の主役の「ボク、りゅう」です。まぁ、この犬に至っては改めて紹介するほどのものでは無いですが、とにかく人を愛する為に生まれ人から愛される柴犬っぽくない柴犬です。
特に女性が好きな「りゅう」はこの日初めて会う栗田さんの奥様にも尻尾を振って頭を足に突っ込んで愛くるしい態度で相変わらずでした。「まき」よりも人間がいいんですね。。。



「まき」に対しては、最初は距離を置いていましたが徐々に慣れてくれて恐らく相性は悪くないと思います。この２頭、実は祖父・孫の関係で、「まき」にとっては「りゅう」はお爺ちゃんにあたります。日保の柴犬の世界で孫掛けは普通に行う近親交配です。母方の近親は私も躊躇することもありますが、父方の２代交配は珍しいことではありません。
「まき」の状態から見てもヒートは近いと思いますので「りゅう」との交配がうまく行くことを心からお祈り申し上げます！



「りゅう」の飼い主様が、「りゅうとまきを引き合わせて、その近くにのんチャン（りゅうの奥さん）が居たらヤキモチ焼きませんか？」と仰いましたが・・・さすがに犬にそのような感情はありません。
飼い主様は寝食ともに柴犬３頭と家族同然に暮らしておりますので人間の考えとシンクロしてしまうのかもしれません。確かに人間ならばとんでもないことですよね。しかし、最近テレビやワイドショー、ネットでは芸能人の不倫ばかりで気が滅入りますね。私は正直そういうのどうでもいいレベルで考えていますがね。。。



「ボン」と「あいチャン」のじゃれ合いは漫才みたいなものでした。狂ったように遊びましたが、２頭ともに加減が分かっているようで安心して見ておりました。
人によって色んな飼い方や犬との接し方がありますが、「りゅう一家」と飼い主様の関係はなかなか珍しく、犬達は人間を依存している訳でもなく、犬が人間を相手にしてあげてるよ感が漂っています。それもそれで面白いものだと私は思います。



ご夫婦様からプレゼントを頂きました！大好物です！感謝申し上げます。この日、ご夫婦は恒例の「きじ亭」に行かれたことと思います。私も何か良い機会をみつけて行ってみたいです。夏場、食欲の落ちる時に「きじ亭」のきじ肉を食べると一気に回復するグレートなご馳走です！！