浜松市北区「柴犬専門犬舎」の日常

当犬舎では４月の中旬からツバメ達が巣作りを始めます。以前は２～３箇所くらい作ってしまうのですが、糞の掃除など大変なので昨年からは一つで我慢して貰っています。作り始めて数日でほぼ完成します。本能とは凄いものですね。



おおよそ数羽のツバメ達の居住する巣になっています。多分、この巣では全部のツバメが入ることは出来ません。ここでは卵を産む為の巣なので、雨の日や夜は玄関の軒下でじっとしています。






日中から夕方まで一日中せっせと働いています。外を飛びながら枯れた雑草やわらみたいなものを口に咥えて、泥と分泌液を混ぜたようなもので土台を固めて巣を作っています。
この辺りはエサも豊富で天敵も少ないのでツバメ達にとっては過ごし易い環境になっているようです。しかし、毎年忘れずにここへ戻ってくる帰巣本能というものは恐ろしいものです。



ただ困る事は、このツバメの糞です。これがなかなか取りにくいもので、水で流すだけでは無理です。デッキブラシで相当擦らないと綺麗になりません。あまりにも多い時は、この糞が落ちる場所にアルミホイルを敷いて重しを置いて糞をまとめて処分しますがなかなかやっかいなものです。



これから１～２ヵ月の間で卵を産み、雛になり、飛べるまで成長するまでの期間おおよそ３ヶ月・・・。ツバメ達と毎日を過ごします。巣の隣に停めている車もかなり汚れますし、ツバメの雛を狙ってヘビも来ます。正直、迷惑な部分も無いと言えば嘘になりますが、それでも毎年の事なので諦めていますね。
この近辺にはまだ家など巣を作る場所は他にもあるのに何故家なのでしょう。。。放っておけば調子にのって２個目の巣も作る勢いです。巣は一個しか作らせませんが、他の場所も探して欲しいものです。夏を迎えるまでの辛抱ですね。