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「現況出産予定犬」・・・ありません。
2017年10月31日
犬の肉球
犬の肉球が好きだという愛犬マニアの方も多くおいでだと思いますが、今日は犬の肉球について触れてみたいと思います。犬の体で毛が生えていず地膚が出ている箇所は「鼻」「肉球」「肛門」の3箇所しかありません。

まず「鼻」は言わずとも、臭いを嗅ぎ分ける犬の急所であり、いつも湿っているのは体温の調整をしています。「肛門」に毛が生えていないのは理由は判りませんが、恐らく排泄の邪魔になるからでしょう。
そして、「肉球」は体の全体重を支える人間でいう「靴」のようなものと認識すればよいでしょう。この肉球も体温の調整や皮脂の分泌、足先の保護など重要なものです。

この肉球にも画像のように色素があり、殆どの柴犬は黒い色ですが稀にピンク色の色素の薄い場合もあります。前述のように肉球は靴のような役割がありますので、暑い夏の日の地面や寒い冬の雪などこの肉球で温度を感じて行動範囲を決める習性を備えています。
見た目の通り、組織全体は軟らかいのですが表面は成長や日々の行動で固くなり、人間の足裏と構造が似ております。ですから、色んなことで裂傷したり、火傷、水虫、雑菌の繁殖、などデリケートな面を考えてケアしていきたいものです。

出来れば毎日足先、特に肉球は清潔に保ちたいです。犬自身もこの肉球は猫のように舐めてケアを行っています。時に自分の肉球を軽く噛んでいることもありますが、あれはちょとした痒みや人間の爪を噛む癖など行為に似ていると言われています。
当犬舎では毎日パルジェットを直接足先に噴霧して(パルジェットは直接噴射が可能な除菌剤です)足先と肉球をしっかり拭きあげます。また、年に6回はマラセブという抗菌シャンプーを使いますが、その際は足先から肉球にシャンプーした泡を纏い15分は薬浴をして除菌もします。
肉球は皮脂も強く分泌されますので、家中で遊ばせる際には直前にウエットティッシュなどで肉球を軽く拭いてあげると床に脂が付きにくくなります。

あと、夏場外の道路が異様に暑い時ですが肉球が時に火傷を起こすことがあります。人間のように「水ぶくれ」にはならず、黒い肉の組織は白く皮が剥けたような感じに見えます。これは火傷の初期症状なので、動物病院で軟膏を塗布して舐めないようにカラーなどする場合もありますが治療が必要なこともあります。
肉球の水虫は、まず臭いが割りと強く白い班のようなカビが生えたような感じが多いです。これは案外見落としてしまう事が多く、放っておくと足先の踵近くまで炎症が広がり酷い症状になります。普段から足先を綺麗にケアされている方でしたらまず水虫にはなりません。悪質なブリーダーなどが劣悪な環境で犬を飼育していますとこういう病気は格段に増えます。もし、爪にまでこの菌が繁殖すると足が壊死をる場合もあります。皆様にはあまり当てはまらないことですが、日々のケアは大変重要だと存じます。

まず「鼻」は言わずとも、臭いを嗅ぎ分ける犬の急所であり、いつも湿っているのは体温の調整をしています。「肛門」に毛が生えていないのは理由は判りませんが、恐らく排泄の邪魔になるからでしょう。
そして、「肉球」は体の全体重を支える人間でいう「靴」のようなものと認識すればよいでしょう。この肉球も体温の調整や皮脂の分泌、足先の保護など重要なものです。
この肉球にも画像のように色素があり、殆どの柴犬は黒い色ですが稀にピンク色の色素の薄い場合もあります。前述のように肉球は靴のような役割がありますので、暑い夏の日の地面や寒い冬の雪などこの肉球で温度を感じて行動範囲を決める習性を備えています。
見た目の通り、組織全体は軟らかいのですが表面は成長や日々の行動で固くなり、人間の足裏と構造が似ております。ですから、色んなことで裂傷したり、火傷、水虫、雑菌の繁殖、などデリケートな面を考えてケアしていきたいものです。
出来れば毎日足先、特に肉球は清潔に保ちたいです。犬自身もこの肉球は猫のように舐めてケアを行っています。時に自分の肉球を軽く噛んでいることもありますが、あれはちょとした痒みや人間の爪を噛む癖など行為に似ていると言われています。
当犬舎では毎日パルジェットを直接足先に噴霧して(パルジェットは直接噴射が可能な除菌剤です)足先と肉球をしっかり拭きあげます。また、年に6回はマラセブという抗菌シャンプーを使いますが、その際は足先から肉球にシャンプーした泡を纏い15分は薬浴をして除菌もします。
肉球は皮脂も強く分泌されますので、家中で遊ばせる際には直前にウエットティッシュなどで肉球を軽く拭いてあげると床に脂が付きにくくなります。
あと、夏場外の道路が異様に暑い時ですが肉球が時に火傷を起こすことがあります。人間のように「水ぶくれ」にはならず、黒い肉の組織は白く皮が剥けたような感じに見えます。これは火傷の初期症状なので、動物病院で軟膏を塗布して舐めないようにカラーなどする場合もありますが治療が必要なこともあります。
肉球の水虫は、まず臭いが割りと強く白い班のようなカビが生えたような感じが多いです。これは案外見落としてしまう事が多く、放っておくと足先の踵近くまで炎症が広がり酷い症状になります。普段から足先を綺麗にケアされている方でしたらまず水虫にはなりません。悪質なブリーダーなどが劣悪な環境で犬を飼育していますとこういう病気は格段に増えます。もし、爪にまでこの菌が繁殖すると足が壊死をる場合もあります。皆様にはあまり当てはまらないことですが、日々のケアは大変重要だと存じます。

Posted by 正法眼蔵荘 at 19:05
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