「御引き渡しの予定」・・・ありません。
「現況子犬の紹介」・・・ご紹介可能な子犬はおりません。
「現況出産予定犬」・・・ありません。

2016年04月02日

迷い犬

もう一ヶ月以上前の話ですが、当犬舎の近所で1歳くらいのメスの柴犬が保護されました。浜松市の動物保護協会の方から情報を求める電話があり、当犬舎で知る限りのことをお伝えしました。その後、飼い主が現れたかどうか未だ耳に入っておりません。


迷い犬


保護された柴犬はノーリードで体も小さめなメスの赤柴のようです。まず考えられることは、当犬舎の近隣で柴犬を飼っている方はおおよそ存じていますが1歳くらいの年齢の犬はいませんし、皆様首輪を付けて飼育されています。
次に考えられることは、飼い犬の首輪が外れた又は散歩中に首輪が抜けて放れてしまい、この近くまで彷徨って来てしまった。でもこのケースはあまり考えにくいかもしれません。犬は通常、そのような状態になっても住処からそう遠く離れた場所に移動することは稀です。
あまりいいことではありませんが、どこかの誰かが犬を捨てた・・・。しかし、そういう方が仮にいるならばもっと遠くの人里離れた場所を選ぶことでしょう。

迷い犬


犬の展覧会でも稀にリードが抜けて犬が脱走することがあり、私も何度か見かけたことがあります。少なくとも10回くらい見たことがありますし、当犬舎の当時友人だった方も脱走させたことがあります。
それでも、ほぼ大抵の方は所有犬を確保していますね。本当にいなくなってしまったことはごく稀な話です。犬が離れた時、大概の犬は興奮してまずどこともなく走り回ります。中にはキョトンとした顔で飼い主のもとに寄ってくる犬もおりますが、ほぼ気が済むまで走り回り飼い主ないし他の方がうまく捕まえるパターンです。

迷い犬


ご愛犬がそのようなケースになった場合、当犬舎の知り合いの方も経験がありますが、まず普段の散歩コースを中心に捜索するのがベストです。その次に、その散歩コース近辺の広い敷地などでしょうか?前述の知り合いの方は、近所の方が保護してくれたのですが、やはり散歩コース近くの敷地に居たところを保護してくれて、警察⇒動物保護協会と渡り飼い主様のもとに戻ってきました。

万が一、飼い犬にもしものことがありましたら、近隣の駐在または警察署へ連絡し、次に保健所又は動物保護協会に電話して行方不明のご愛犬の犬種・性別・年齢・毛色・その他特徴・行方不明になったと思われる場所・自宅住所など詳細を伝え(クリック)ましょう。
現在、警察では相談を受け付けることと警察に該当する届け出があるか無いかのみ確かめます。放浪犬の確認や情報などそれ以上のケアは保健所に任せております。よく誤解される方が多いのですが、動物保護協会と保健所を別組織では無く同一の情報システムを持っており、行う業務が違うだけです。保健所は放浪犬の情報を通じて捜索を行い、保護した動物の飼育管理を動物保護協会が行うことが基本です。何にせよ愛犬の首輪の扱いと散歩中にリードを離さないよう普段から注意をした方がいいですね。


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Posted by 正法眼蔵荘 at 19:05 │独り言

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