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2016年08月03日

続:犬の歯について

6月に「犬の歯について」というタイトルで投稿しましたところ、数多くの問い合わせを頂きました。殆どの方が「歯ブラシなどで歯のケアを行っていないがどうしたらいいですか?」とか、「犬が口の中を触らせてくれない・・・」、「効果の高い方法はないか?」など様々な質問がありました。
中には当犬舎とお付き合いの無い方々からの質問もありましたが、一応メールを下さった方皆様に返信はさせて頂きました。

前回の記事は下をクリックして下さい。


続:犬の歯について


前回の記事で犬の歯は老後に欠けたり、退化して小さくなったりします・・・。と記述しましたが、一部の方が「それはどんな感じですか?」と仰るので、当犬舎の「かえで」の現在の歯の画像を紹介します。
この子は若い頃はしっかり歯が生えそろい噛み合わせも全く問題がありませんでした。しかし、6歳くらいから門歯(人間で云う前歯)の上の2本が極端に小さくなり、現在では1本が根っこのみ、1本がかろうじて指で確認出来る程度に小さくなっています。
獣医師に聞きましたところ、はっきり断定は出来ないが「出産経験のあるメス犬に稀にこういう事がある。もしくは、遊んでいて障害物に歯を打ち付けてしまったか。」と答えて頂きました。
当犬舎が察するに、遊んでいて事故みたいな事はほぼ有り得ません。やはり、出産などが原因で歯が弱くなってしまい欠けたのかと思います。歯のケアは割合やっていますので虫歯になったとは考えにくいですね。

後、質問で多かったのは「歯ブラシ以外の方法でケアは出来ないか?」という内容です。当犬舎では歯ブラシなどで歯磨きを行ったことは一度もありません。雑かもしれませんが、日々散歩後に犬の体を水で濡らしたタオルで拭いてあげるのですが、どうせそのタオルは洗濯してしまうので体を拭き終わったそのタオルで口の中も拭いてしまいます。
また、月に二度程度ですが市販の歯のケア専用のウエットティッシュで丁寧に口の中を拭き上げます。それ以外のケアは今日の今まで行ったことはありません。

続:犬の歯について


実はこの商品、当犬舎では大変愛用しておりまして、これで歯の掃除を行うと歯石がボロボロ気持ちいいくらい取れます。やはり当犬舎も歯ブラシで口の中を擦ったりなど細かい事はしていません。しかし、この程度のケアなら簡単ですし手間も要りません。

獣医師は常々、歯のケアはした方が良いと言います。当犬舎もその方が当然いいと思いますが、実際にしっかりと歯のケアをされている方は多くはないような気がします。犬も人間も歯は命と云っても過言ではありません。子犬の頃から飼育していく過程で歯ブラシなどを習慣にされている方は別として、成長犬にいきなり歯ブラシは嫌がる可能性も高いですね。犬は人間の虫歯の治療と比較して容易ではありません。人間程虫歯になる確率は低いのであまり耳にはしませんが、やはり虫歯になる犬の治療は手間も費用も掛かるそうです。

皆様もご愛犬の歯のケアは各位なさっていると思いますが、されていない方は動物病院などに行った際に獣医師に相談して歯のチェックなどされると良いと思います。案外、歯石がびっしりこびりついている犬も多いので何らかの方法で除去した方がいいですね。口中は嫌がる犬も多いので普段から口の中を開けるように躾が出来れば尚良いと思います。


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Posted by 正法眼蔵荘 at 19:05 │独り言

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