浜松市北区「柴犬専門犬舎」の日常

平成２８年度日本犬保存会の展覧会も各地で始まりました。ご存知の通り、毎年春と秋の時期に展覧会は各地にて開催されております。当犬舎もここ最近は近場の展覧会に参加しておりますが、今年は犬友様のご都合などもあって静岡支部展のみの参加になりそうです。



今年の春季静岡支部展は中部連合展となります。４月２４日（日）三島市長伏運動公園サッカー場におきまして朝９時より開会します。通常の支部展より規模の大きい連合展ですので出陳頭数は多いかもしれません。



今回は犬友も愛犬の状態がおもわしくないとの事と、当犬舎も出陳犬がいないのでどのように参加するか今のところ未定です。愛犬の被毛など良い状態で出陳しなければ入賞などそう簡単に出来ませんので皆さん頭を悩ませている次第です。
普通、日本犬は寒いこの時期にベストの被毛に覆われることが多いのですが、換毛の時期が遅れてたり早まったり犬によっては現在被毛が乏しい犬も意外に多いのです。



実際にどんな名犬でも被毛の状態などが乏しいとか、上手に表現が出来ないとか、他の犬と比較して著しく劣る部分が目につけば過去の賞暦など関係なく上位入賞が出来ないことは過去に何度も見ています。また、大会の上位入賞を常に維持する方は状態の悪い犬を出陳することはあまり無いことです。
当犬舎も過去は様々な優秀成績を収めた実績もありますが、１頭の犬を常に良い状態に仕上げることは大変難しい経験があります。ちょっと雨に当たっただけであっという間に毛が抜けたり、会場で他の犬に神経が行ってしまい良い表現が出来なかったり、色々な苦労は沢山ありましたね。

最近は展覧会を少し離れた立ち位置で参加したりしていますので正直プレッシャーは殆どありません。犬友のご愛犬を私がハンドリングする時はそれなりの緊張感はありますが、当犬舎の所有犬ではここ最近そのような勝負犬はおりませんし今後も今のペースで楽しむつもりでいます。