子犬の甘噛み
先日、子犬の甘噛みについて質問がありました。子犬は乳歯と永久歯が生え変わるまでの間はとにかく噛みます。人間のズボンの裾などにまとわりついて噛んだり、加減が分からず痛いくらい噛んでくる時は厳しく注意はした方が良いです。
また、オモチャやタオルなどを噛み付いたらそうそう離してくれません。これは仕方の無いことで、子犬なりにしっかり遊びストレスを発散し、これも子犬の特性と思って下さい。
当犬舎ではタオルをこのように巻いて噛ませています。
死に物狂いで噛んで遊びます。
取り上げようと引っ張てもなかなか離しません。
これは子犬にとってごく当たり前の行動で、月齢・歯の生え変わりなどの成長と共に執着はしなくなります。一度噛んだものを離してくれないから躾が出来ない・・・と言うのは少々難しい話です。
また、この行動で顎が強くなりしっかりした口吻の形成、特に下顎の筋力が発達します。個体差にもよりますが、このような時期に訓練などは逆にストレスを感じてしまうかもしれませんので注意してみて下さい!
今日も昼休憩の合間に「奥山夢路荘サン」(
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ゆめ」をシャンプーしてくれました。限られた時間のなかでとても有難く感謝申し上げます。
平日は管理犬の手入れになかなか時間がとれず、仕事が多忙なので本当に助かります。展覧会に無縁の犬でも常に衛生的に管理することはとても大事なことですし、犬舎の基本です!!
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