飼育事情

正法眼蔵荘

2014年04月08日 19:05

日本犬保存会の会員、JKCの会員、多頭数で犬を飼育されている方は大勢います。数頭から250頭と飼育頭数は各先で様々です。犬舎での管理は「犬の数=世話をする人数」でありますが、飼育方法によっては3人で15頭の犬舎もありますし、3人で100頭の犬舎もあります。



当犬舎では、まず犬の運動に行かせる順番を指示しその間にケージを掃除したり餌の準備をしたり、掃除を行うスタッフが必ず1名必要で、残る2名が1時間半で14頭の犬を散歩・運動をさせています。
従って、朝・午後の二回で3~4時間の管理を最低3名で行っています。この管理方法は多頭数飼育の管理では手間隙がかなり掛かっている方だと思います。



当犬舎が以前お付き合いしていた近くのブリーダーは、飼養ケージ以外に画像のような輸送箱なども使い、数名のスタッフで100頭飼育されていました。ここもある意味で合理的と言えばよいのか、ドックランに朝から10頭ずつ放し飼いにして、そこで排泄をさせハウスにしまう作業を繰り返し、排泄が我慢出来ず汚した犬は即座にシャンプーというスタイルで、犬を放ち・しまうスタッフが一人、シャンプーするスタッフが二人と当犬舎と同じ人員で約10倍の頭数を管理している訳です。



犬の飼育管理の方法は人それぞれです。当犬舎は今のやり方は変えませんし、スタッフが不足したら管理犬を人に譲って減らして回転するようにしていくでしょう。エゴと言えばそれまでかもしれませんが、当犬舎はそれがベターでありベストと信じて日々管理を行っています。





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