愛知支部展にて

正法眼蔵荘

2017年04月20日 19:05

先日16日の日曜日ですが愛知県岡崎市にて日本犬保存会愛知支部展にお邪魔しました。犬友である石黒様の応援で、主に「まき」のハンドラーを務めました。朝は割合涼しかったのですが、昼近くから気温は25℃と今年に入って一番暑かったくらい日差しも強く帽子無しでは少々辛かったです。

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2017/04/10




この会場は交通アクセスは言うことがありませんが、トイレの行き来が大変なのと会場のバラスが意外に大きくて地面が少し不安定かもしれません。また、高台にあるので日陰が少なく夏場は犬に少しこたえる会場に思います。
昔の話ですが、私はこの会場で審査中に急性胃炎になりあまりにもの激痛で会場の近くの岡崎総合病院にそのまま検査に行った記憶があります。






結果は見事に小型雌部若1組23頭中優良二席「若犬賞」を受賞されました!!午前の固体審査では満足のいく内容でしっかりと良いマナーで臨みました。午後の比較審査は課題である身近に犬が居る状態で、やはり落ち着きがなくバタバタしてしまいました。
まぁ、一席に選ばれた犬は兵庫県からここ愛知まで勝負を賭けにきた業者さんの犬なので私は何も言うことはありませんが、個人的に犬の質は「まき」が上でもいいかな?と感じました。
それでも優良二席の「若犬賞」などそう簡単に受賞出来るものではありません。他の出陳犬やハンドラーを見渡しても凄い成績だと思います。やはり有名ハンドラーが大勢居ると、犬に多少自信があっても不安なものです。



私は今季これにてお休みしますが、石黒さんも「疲れた~。」と仰って、これにて今季は終了だそうです。会場で秋の展覧会に向けてこれから頑張ると言ってみえましたが、さぁ私はどうしましょう・・・。
会場で多くのベテランさんから「時々でいいから会場で犬引いてる姿を見てたいよ。」とか、「もう展覧会出ないとか言わないで。」とか声を掛けて貰いました。それはそれで有難いですが、私も石黒さん自身がこれから自分でハンドラーをされても結果は出ると思いますし、あまりいつまでもお邪魔しては如何かな?と思っています。秋は秋でどうするか考えますが、一番は「まき」が秋にしっかり状態を整えることとマナーを更に向上させる事の方が肝要です。

話を戻して、石黒様とご愛犬「まき」には心からお祝い申し上げます。この子の父・母・祖父母全て当犬舎の歴代犬達が血と血で繋いだ結晶です。だから「まき」にはその大勢の犬達と同じ雰囲気があります。特に父犬である「鬼丸号」こと「まる」には親子で瓜ウリという位似ていますよ。
ご自身の初となる作出犬での2週連続上位入賞、本当に凄いです!秋はどんな活躍をしてくれるか今から楽しみです。これからはほぼ毎週シャンプーを重ねて、早く冬毛を落として下さい。完全に抜けるまで毎週洗い続けることです。それが終わったら秋に向けて状態を上げていく方法をお伝えします。本当に今季はおめでとう御座いました!!
また、下の画像は私がお世話になっています静岡支部名誉顧問審査員河原先生が撮影して下さった「まき」です。
氏の審査員としてのキャリアは当然特筆するまでも無く素晴らしい方ですが、日本犬を撮影するテクニックや間合いや加減など一級品であります。そんな氏が、昨年静岡支部展で幼き「まき」を見て、「この子はきっといい犬になるよ。大事に育てなさいね。」と石黒様にアドバイスされました。そして、この日にご自身が撮影した「まき」(下の画像)をくださいました。氏の撮影は全てフィルムです。一発でこの姿を撮影されるのですから如何に技術があるか判ると思います。スキャンして私も記念に頂きました。



※記念に原寸近くで見れるようにサムネイル画像にしました。クリックして頂ければ大きな画像で見る事が出来ます。

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