柴犬「かな」
先日「
かな」と飼い主様が遊びに来て下さいました。この日は気温が低いせいか、花粉のせいか鼻水がなかなか止まらずのなかお迎えしました。また、土日のせいもあってか当犬舎そばの国道257号線もかなりの交通量でした。
最近「
かな」は抜け毛が多いようです。しかし、右わき腹あたりが特に抜け毛がひどくて若干皮膚炎も併発しています。詳しくは獣医師の診察で分かると思いますが、この時期特に病気や感染症とかではなく抜け毛が原因で皮膚が露になって痒がる犬は多々おります。また、ホルモンバランスの乱れなどで一過性の痒みが出ることもあります。とかくこの時期はそのような話を耳にしますので注意が必要です。それではシャンプーの様子を紹介します。
シャンプー後、ブローをしながらわき腹をチェックしました。既に炎症は治まり、色素が沈着していたので一応治りかけと感じました。それでも獣医師に診察して貰い皮膚の組織など検査して原因は確認した方がいいと思います。
昨年の展覧会で現役を終了した「
かな」ですが、展覧会の選手になる犬は皆様が想像される以上に運動を多く必要としますし手入れも怠りません。
しかし、展覧会を引退した後の生活の方が圧倒的に長い訳で、特にメスは出産も行います。展覧会を終えてもそれなりの管理を続けて行かなくてはなりません。もちろんそれは普通の愛犬と変わりないことですが、やはり展覧会に挑んできた犬は若い頃に相応のトレーニングを積んできていますので運動量もそれなりに続けないと体型や状態を維持出来ません。そんな意味でも「
かな」はこれからの生活も注意しながら管理して行かなくてはなりません。当犬舎も展覧会を引退した犬、特にオスはそれなりの運動を入れてあげないと直ぐに太ってしまいますし、健康面も割りとデリケートな面もあります。
飼い主様より当犬舎スタッフへプレゼントを頂きました!私は中を開ける訳に行きませんので、そのまま渡しましたがとても喜んでおりました。いつもお心遣い賜り感謝申し上げます。
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