子犬の紹介(引佐犬舎)
「
てつこ」の子犬達、今日で4週生後28日となりました。3頭の飼い主様となる方々も皆様見学もされて後はお引渡しまでにすべきことを教えていくことです。
もう相当な勢いで離乳食も食べ、外に出せば本能で自ら排泄をしようと頑張っています。個体差も然程なく、順調に成長しています。
これからは生後30日以降離乳食の量を増やして、外に出す回数・時間を多くします。生後35日以降は昼間は子犬達のみでハウスに過ごし、夜から朝までは母犬をつけます。
生後40日以降は母犬は離し、子犬達だけでハウスで暮らします。法改正(
クリック)では生後45日以降のお引渡しまでの期間は母犬もしくは兄弟姉妹犬と同じ環境で飼育することになっています。
この母犬と別離する期間が重要でこの間にトイレマナーや環境が変わっても対応出きるように躾けていかなくてはなりません。それでも旅立った子犬は1~2日間くらいは夜鳴きをしたりストレスを抱えます。聞いた話ですが、あるブリーダーは子犬を市場に持ち込む直前まで母犬につけているそうです。その方が子犬の下の世話など全部母犬が行うので楽なのでしょう。
しかし、そうして市場に出回った子犬はペットショップなどでそのまま陳列されれば一体どうなるでしょう?子犬も本能で自分のハウスは汚したくありませんが、する場所が無く我慢出来なければやはり汚してしまいます。その癖が身についたまま家庭犬となれば、飼い主様が懸命に努力してハウスマナーを覚えさせなくてはなりません。
全ての子犬がそうとは限りませんが、排泄したい時にすべき場所でさせることは大変重要な事ですし、それが出来る状況で躾けて飼い主様にお譲りすることが一番ベストでは無いかと思います。
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